昨日と似たような事だが
避難所で生活している人達の様子をテレビで放映するのも、みんな当たり前だと思っているよなあ。中には、テレビに出たくないと思っている人もいるはずなのに。
出たくない人は、映らないところまで移動すればいいと思うかもしれないが、災害にあった後で動く気力もない場合もあるはず。そういう場合、自分の意に反して撮影されている人のストレスはかなりのものだと思うが。
普通の人の家にカメラが入って、生活のようすをテレビで放送するのはプライバシーの侵害になるのに、それが避難所で大人数での生活だと平気で放送されるのはなぜかな。
あと、災害で犠牲になった人の家族は、マスコミのインタビューに答えなくてはいけないようになってしまっているが、なぜなのだろう。家族の死を悲しんでいるはずなのにマイクを突きつけられるのは、見ていてかわいそうである。
ああいう場合の報道は、報道という名の「弱いものいじめ」なのではないか。
まあ、普段から「弱い立場の人をさらし者にするだけの番組」が放送されていたりするんだから、どうしようもないのかも。
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